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会議の録音を文字起こしアプリに入れようとして、『社外のサービスに音声を預けて大丈夫かな』と手が止まることってありますよね。
お客さんとの打ち合わせや社内の会議だと、なおさら気になるという方も多いはずです。
結論から言うと、文字起こしアプリのセキュリティは「学習に使われるか」「どこに、いつまで保管されるか」「消せるか」の3つを、公式の説明で確かめるのが近道です。
この記事では、仕事で使う前に見ておきたい点と、各社が公式に書いているデータの扱いを紹介します。
会社の会議を文字起こしアプリで記録したいんです。セキュリティって、どこを見ればいいんでしょう?
まずは公式サイトの料金ページやプライバシーポリシーで、音声が学習に使われるか、どこに保管されるかを確かめてみてください。同じサービスでも、無料プランと法人向けプランで扱いが変わることがあるんです。
文字起こしアプリのセキュリティは何を見ればいい?
見るところは「学習に使われるか」「保管の場所と期間」「自分で消せるか」「プランごとの違い」「第三者の認証」の5つです。どれも各社の料金ページやプライバシーポリシー、FAQに書かれています。
文字起こしアプリは、録音した音声をサーバーに送って文字にするものが多いです。
そのため、音声と文字起こしの結果がどう扱われるかを、使う前に知っておくと安心なんです。
- 音声や文字起こしの結果が、AIの学習に使われるかを確かめる
- データがどこの国のサーバーに、いつまで保管されるかを見る
- 録音や文字起こしを自分で削除できるかを確かめる
- 無料プランと有料・法人向けプランで扱いが違わないかを見る
- ISO 27001などの認証を公式に書いているかを確かめる
『全部読むのは大変そう…』と思いますよね。
実は、多くのサービスは料金ページの比較表に「AI学習なし」や「保管期間」を書いています。まずはそこから見てみるのがおすすめです。
音声入力全体のデータの扱いは、音声入力のプライバシーでも紹介しています。
各社が公式に書いているデータの扱い
ここでは、文字起こしサービスの公式サイトに書かれているデータの扱いを並べます。
書かれていない項目は「公式に記載なし」としています。
| サービス | 学習への利用 | 保管の場所・期間 | 公式に書かれている認証など |
|---|---|---|---|
| Notta | 「AI学習なし」はエンタープライズ(と士業向け特別プラン)の機能として記載 | 公式に記載なし | 公式に記載なし |
| LINE WORKS AiNote | フリーは学習利用あり、ソロは学習利用なし | フリーは保管1年、ソロは保管3年 | 公式に記載なし |
| Rimo(旧Rimo Voice) | 全プランに「AI学習なし」と記載 | 日本国内で保管 | ISO27001・ISO27017取得 |
| 文字起こしさん | ファイルと結果をモデル学習に使わない | 日本国内のサーバー、無料利用分は最長30日で自動削除 | 公式に記載なし |
| Otolio(旧スマート書記) | 許可なく機械学習は行わない | 国内データセンター(東京リージョンが基本) | 公式に記載なし |
| YOMEL(ヨメル) | 学習に使わないことを規約で保証 | 国内サーバー | 公式に記載なし |
| toruno(トルノ) | 学習目的で使わない | 公式に記載なし | 公式に記載なし |
| Otter.ai | 匿名化した音声と文字起こしで自社AIを学習させるとプライバシーポリシーに記載 | 公式に記載なし | 公式に記載なし |
(2026年11月5日時点の各公式サイトの情報です。最新は公式サイトで確認してください)
NottaやLINE WORKS AiNoteのように、プランによって学習の扱いが変わるサービスもあります。
使うプランの欄をよく見ておきましょう。

2026年11月5日時点の、Otolio(旧スマート書記)公式サイトの機能ページです。法人向けのサービスで、料金は個別見積もりと案内されています。
無料プランと有料・法人向けプランで扱いが変わる
同じアプリなら、無料でも有料でも扱いは同じですよね?
そこが意外と違うんです。無料版では音声を品質向上に使い、法人向けでは使わない、というサービスもあります。仕事で使うなら、プランごとの違いを見ておきましょう。
無料で始められるのはうれしいですが、仕事の録音を扱う時はプランの違いが大事になります。
例えば、UDトークは無料版の規約で、音声とテキストを品質向上や開発のために収集・再利用すると書いています。
一方で、UDトークのコンパクトプランや法人向けプランでは、収集・再利用をしないと案内されています。
- 学習に使われる場合がある
- 保管期間が短い、または長い場合がある
- 業務での利用に決まりがある場合がある
- 学習利用がオフになっているか
- 管理者がメンバーを管理できるか
- 契約前に試せる期間があるか
UDトークの一般の規約では、官公庁・自治体・教育機関が業務で無料版を使うことは禁止されています。
勤め先がこうした組織の場合は、無料版を使う前に担当の方へ確かめておきましょう。
AmiVoice APIは「ログ保存あり・なし」を選ぶ
AmiVoice APIは、料金表が「ログ保存なし」と「ログ保存あり」に分かれています。
「ログ保存あり」は、音声データと認識結果を研究開発や品質向上に使うことに同意する代わりに、料金が安くなる仕組みです。
「ログ保存なし」は、サーバーにファイルとして残らないとFAQで案内されています。
端末の中で処理する方法もある
『そもそも、音声をネットに送りたくない』という方もいますよね。
その場合は、端末の中で文字起こしをするアプリという選び方もあります。
| アプリ | 端末の中での処理(公式の説明) | 対応 |
|---|---|---|
| MacWhisper | ローカルモデルでMac内で処理でき、オフラインで使える | Mac |
| Superwhisper | ローカルモデル使用時は音声と文字起こしが端末から出ない | Mac・Windows・iPhone・Android ほか |
| Spokenly | ローカルモデルでは音声が端末から出ない。Local Only Modeで全通信を止められる | Mac・Windows・Linux・iPhone |
| Whisper(OpenAI) | コードとモデルの重みをMITライセンスで公開 | 自分の環境で動かす(プログラミングの知識が必要) |
(2026年11月5日時点の各公式サイトの情報です。最新は公式サイトで確認してください)
ただ、ローカルモデルには端末の条件があることも。例えばSuperwhisperは、オフラインモデルはApple Silicon向けと案内しています。
会議の録音を手軽に文字にしたいのか、データを外に出さないことを優先したいのかで選んでみてください。
仕事で使う前に、社内で確かめること
アプリの安全性だけでなく、勤め先のルールと、録音される相手の了解も大事です。先に社内の決まりを確かめてから、使うサービスとプランを決めましょう。
文字起こしアプリを仕事で使う時は、自分だけで決めずに社内のルールを見ておくのが安心です。
会社によっては、使ってよいクラウドサービスが決まっていることもあるんです。
- 社内で、外部のクラウドサービスを使ってよいかのルールを確かめる
- 情報システムの担当の方に、使いたいサービス名とプランを伝える
- 料金ページとプライバシーポリシーで、学習利用と保管期間を確かめる
- 録音する会議の参加者に、録音と文字起こしの了解を取る
- 使い終わった録音や文字起こしを、いつ消すかを決めておく

例えば、こんなやり取りをしておくとスムーズです。
「会議の記録に文字起こしアプリを使いたいのですが、このサービスのこのプランで大丈夫でしょうか」
「学習に使わない設定か、保管の場所はどこかを書いて出してもらえますか」
会議に使うアプリの選び方は、会議の文字起こしアプリで詳しく紹介しています。
よくある相談:文字起こしアプリのデータの悩み
ここでは、Yahoo!知恵袋などで見かける相談を3つ取り上げます。
相談1:iPhoneの音声入力で話した内容は、どこかに送られている?
Appleは、Siriや音声入力で話した内容が端末の中で処理されるかどうかを、「Siri設定」や「キーボード設定」に表示すると案内しています。
また、「Siriと音声入力の改善」を選ばない限り、音声データはAppleに保存されないとしています。
相談2:お客さんとの会話を文字起こしできるアプリを探している
お客さんとの会話を記録する時は、アプリを選ぶ前に、録音してよいかを相手に確かめておきましょう。
そのうえで、学習に使わないと書いているサービスやプランを選ぶと安心です。
相談3:使っていたCLOVA Noteが使えなくなった
CLOVA Noteは、2025年7月31日にサービスを終了しています。
後継は「LINE WORKS AiNote」で、フリーは学習利用あり、ソロは学習利用なしと料金ページに書かれています(2026年11月5日時点)。
文字起こしのあとのまとめは、AI音声入力アプリで書く
文字起こしはできても、そこから議事録の清書をするのがまた手間なんですよね。
清書の文章は、自分の声で話して書く方法もありますよ。AI音声入力アプリなら、言い直しを整えながらカーソルの位置に文章を入れてくれます。
文字起こしは録音を文字にするもので、清書した議事録とは少し違います。
記録を見ながら要点を自分の言葉で話すと、まとめの文章を早く作れます。
Typelessは、フィラーを取り除き、言い直しを整理して伝えたい内容だけを残すと案内しているAI音声入力アプリです。公式のData Controlsでは、音声は保存せず、音声入力データをモデルの学習に使わないと書かれています。
Aqua Voiceも、話した内容をカーソルの位置に入れるアプリで、公式の対応言語の一覧に日本語があります。Privacy Modeをオンにすると、文字起こしデータを収集しないと案内されています。
| サービス | データの扱い(公式) | 認証など(公式) | 法人向け |
|---|---|---|---|
| Typeless | 音声を保存せず、音声入力データを学習に使わない | ISO 27001認証・GDPR準拠・HIPAA準拠と記載 | Enterpriseは個別見積もり(SSO・SCIM・監査ログなど) |
| Aqua Voice | Privacy Modeオンなら文字起こしデータを収集しない | SOC 2 Type II監査報告書・ISO 27001認証 | BusinessはZero Data Retentionを含む |
(2026年11月5日時点の各公式サイトの情報です。最新は公式サイトで確認してください)
どちらも、録音ファイルを取り込んで文字起こしする機能は公式に記載がありません。記録は文字起こしアプリで作り、清書やメールを声で書く場面で使い分けるのがおすすめです。

ほかのアプリとの違いは、音声入力アプリ・ツールを比較や音声入力ツールの選び方で紹介しています。
議事録の清書を声で書きたい時は、データの扱いを公式に詳しく書いているTypelessのFreeプランから試してみてください。
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Typelessで、声で書く文章をそのまま仕上げる
Windows・Mac・iPhone・Androidに対応し、メールやチャット、文書のどこでも声で入力できます。辞書に人名や用語を登録でき、音声は保存せず学習にも使わないと公式に案内されています。まずは無料プランで、普段の文章を声で書いてみてください。
無料プランありTypelessを無料で試す料金・機能は2026年11月5日時点の公式情報です。最新の情報は公式サイトで確認してください。
よくある質問
文字起こしアプリのセキュリティは、どこで確かめられますか?
各サービスの料金ページ、プライバシーポリシー、FAQで確かめられます。学習に使うか、保管の場所と期間、削除のしかたが書かれていることが多いです。
無料の文字起こしアプリを仕事で使っても大丈夫ですか?
無料プランでは学習に使われる場合や、業務での利用に決まりがある場合があります。勤め先のルールを確かめ、必要なら法人向けプランを検討してみてください。
音声を外に出さずに文字起こしする方法はありますか?
MacWhisperやSuperwhisperのローカルモデルのように、端末の中で処理できるアプリがあります。対応する端末や設定は公式サイトで確かめておきましょう。
文字起こしの結果は自分で消せますか?
サービスによって違います。例えばWordのトランスクリプトは、OneDriveの「トランスクリプトされたファイル」フォルダーで削除できると案内されています。
まとめ
- 文字起こしアプリのセキュリティは、学習利用・保管の場所と期間・削除のしかたで確かめる
- 同じサービスでも、無料プランと法人向けプランで扱いが変わることがある
- 音声を外に出したくない時は、端末の中で処理するアプリも選べる
- 仕事で使う前に、社内のルールと参加者の了解を確かめる
- 清書や議事録のまとめは、TypelessなどのAI音声入力アプリで声で書ける







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